インテリア感覚で楽しく!冬の暮らしにアロマを取り入れよう!
加湿&アロマで心地いい時間を
2023年、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?寒い日が続き、冬の栃木は晴れの日が多いですが、乾燥が気になりますね。わが家が実践しているのは、加湿と同時に、香りを取り入れること。加湿しながら、手軽にサッと小さな心地いい時間をつくるようにしています。特別な時間はつくれないけれど、いつもの暮らしのなかに少しでも気持ちをゆるめる方法があったらいいですよね。
石油ストーブの上に、加湿も兼ねてやかんを置くのは冬の定番ですよね。わが家の場合、石油ストーブも使いますが、メインは薪ストーブ。そこで、やかん代わりに、水を張ったホーローポットを置いています。じつはこのポット、おまるとして使うものですが、愛らしいフォルムに惹かれて購入しました。
ストーブでアロマを使う方法
薪ストーブをつけるときは、ポットにアロマオイルを数滴たらしています。たったそれだけですが、癒し効果たっぷり。薪ストーブのあたたかさとともに、ほのかにふわっと広がっていく香りを楽しむことができます。
薪ストーブ専用スティーマーもありますが、お値段も高いので、より手軽に楽しむ方法としてホーローを選択。インテリア性もあって一石二鳥です。石油ストーブの方も、同じ方法で香りを楽しむことができると思います。
暖房はエアコンだけという方もご安心を。以前何かの取材で、アロマオイルをたらしたお湯でタオルを濡らし、それを室内に干す方法を教えてもらったことがあります。このやり方なら、暖房の種類に限らず、加湿&アロマ効果が得られそうですね。
安全&手間なしアロマウッドで仕事時間を楽しむ
アロマウッドとは、木製のディフューザーのこと。天面にアロマオイルを数滴たらすだけで、やさしく香りが広がり、手軽にリラックスできます。火や電気を使う必要がなく、お手入れなどの手間がかからないところもいいところ!
自分のまわりだけの小さな空間用なので、わたしの場合はデスクにつねにスタンバイ。木目が美しくインテリアのような存在でもあります。仕事の合間に、気分転換したくなったら、アロマオイルを数滴たらして、深く深呼吸。
それでも足りないときは、アロマウッドを手に取り、ワイングラスのように鼻の前でぐるぐるまわして、心を落ち着かせています。たぶん、正しい使い方ではありません(笑)。
アロマウッドは枕元やクルマのなかに置いてもいいですよね。アロマストーンなども同じように手軽なディフューザーとして使うことができると思います。
「ハッカ油」で靴箱の消臭もおしゃれに
わが家の靴棚はオープン収納。取り出しやすくて便利ですが、消臭は気になるところ。オープン収納ゆえ、消臭剤も隠すことができず、インテリア性のある方法を探していました。そして、たどり着いたのが「ハッカ油」。好きなグラスや器に塩を入れ、はっか油をたらすという方法です(前田京子さんの『はっか油の愉しみ』(マガジンハウス)で紹介されています)。
わが家では、小さなグラスに塩を入れ、ハッカ油を10滴ほどたらします。あとは、インテリア感覚で飾っておくだけ。
ハッカ油は抗菌、消臭、防虫など、さまざまな効果があるそうですが、それ以上に、玄関を出入りするたびに感じるスーッとした清涼感のある香りがお気に入り!ハッカ油は、ドラッグストアやネット通販で購入できます。
新しい年を迎え、暮らしの気分をちょっと変えたいときにも「香り」がぴったり。わが家の小さな習慣が、どなたかのお役に立てるのならうれしいです。
フリーランスのライターとして、雑誌やWEB、カタログなどの取材執筆を行う。ときどきかご屋さん。長女・次女のふたりの子をもつ母。ログハウスで家族4人暮らし。隙あればキャンプへ行きたい。