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平屋のメリット・デメリットや間取りのポイントについて解説

  建築コラム

家を建てる際、2階建てや3階建てを検討される家庭も多いですが、近年、平屋の人気が高まっています。平屋とは、すべての部屋がワンフロアに収まり、上下移動の必要がない住まいのことです。

今回は、平屋のメリットやデメリット、間取りのポイントについて解説します。平屋をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

平屋のメリットとは

ワンフロアでバリアフリーな空間が実現できる

平屋の最大の特徴は、マンションと同じく、全ての部屋が同じワンフロアにあることです。そのため2階や3階といった上層階への移動が不要で、小さなお子様やご年配の方にも安全かつ優しいバリアフリー設計となっています。

また、犬や猫などのペットを飼う方にもメリットが多く、段差の少ない平屋は快適な環境になります。庭に通じる小さな窓を設け、ペットが自由に出入りできるのも良いでしょう。

生活動線を効率良くできる

上下移動を必要としない平屋では、ストレスの少ない効率的な生活動線が可能になります。買い物で購入した食料品を上階に運んだり、上階のベランダに行って洗濯物を干したりする必要がなくなります。

家族とのコミュニケーションが取りやすくなる

同じフロアに住むことで家族とのコミュニケーションも取りやすくなります。呼びかけをすれば、すぐに気づける距離感で、家族全員の安心感にもつながるでしょう。

ライフステージの変化に対応しやすい

家の2階は子供部屋として使われていたけれど、子供が巣立った後は物置になってしまうという事例が多いです。平屋は上下階への移動がなく、将来、足腰に不安が出てきたとしても、空いた部屋を有効活用できます。

自然災害に強い

建物が高ければ高いほど、地震や台風の被害が起きやすくなりますが、平屋は災害に遭いにくいと言われています。自然災害の多い日本に適した住宅構造として、古くから存在していたと言えます。

デメリットをご紹介します

広い敷地が必要

1つ目は、十分な敷地が必要なことです。敷地の建ぺい率や容積率は用途地域によって決まり、その範囲内でしか建物を建てられません。平屋は2階がないので、希望の広さを確保するには十分な敷地が必要です。

日当たりが悪くなる可能性がある

中央に位置する空間に太陽光を取り入れるのは難しく、平屋の住宅で光をどのように取り入れるかが課題となっています。2階建ての建物に囲まれていると、平屋で採光を確保するのは難しい可能性があります。

 注文住宅の平屋の間取りのポイントとは

開放感がマイナスにならないように配慮する

平屋は窓やドアの開け閉め次第で1つの空間としても使え、開放感がありますが、すべての部屋が1階に建てられているため、開放性を優先しないように注意する必要があります。寝室、バスルーム、トイレなどのプライベートエリアは、隣人や通りから見られないように注意しましょう。

防犯対策が万全な間取りで快適さを実現する

空き巣の侵入経路として窓や玄関が挙げられます。そのため、防犯対策に配慮した間取りを計画しましょう。例えば、窓に網戸を付けることで防犯性を損なうことなく、スタイリッシュな外観と風を取り入れられます。また、人通りの多い場所や死角に大きな窓を設置することは避けましょう。

CHECKこの記事では、平屋のメリットとデメリット、注文住宅の平屋の間取りのポイントについて解説しました。
平屋は様々なメリットがあり、間取りのポイントを意識すれば住みやすくなります。
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