インテリア感覚で楽しめる!飾っておくだけで花が咲く空気栽培の球根
空気栽培ができる球根
今年8月中頃、お花屋さんのレジ近くで見かけた「サフラン」の球根。なんと土も水もいらない、置いておくだけで花が咲くというのです。値段を見ると、確か1つ150円ほど。「これなら試してみたい!」と3つ購入し、我が家に持ち帰りました。
土も水もいらない、そのまま置いておくだけで花が咲くとは本当でしょうか?調べて見ると、コルチカムやアマリリスなども空気栽培ができるそう。
サフランは10~11月ごろに開花するクロッカスの一種。持ち帰ってそのまま花瓶の中に入れ、ほったらかすこと約3ヶ月。この間まったく何もしていません、が!気づいたらきれいな紫色の花が咲いていました~
赤いめしべは、高貴なスパイスとして知られるサフラン。スペイン料理のパエリアなどに使われていますよね。めしべを抜き取り乾燥させたものをスパイスとして利用できるそう。プラスαの楽しみもできますね!
わが家もサフランを収穫しました。めしべは、1つの花から3本しか採取できない貴重なもの。
サフランの球根は販売時期が夏から秋ですが、アマリリスは2〜3月頃に多くでまわるそうです。空気栽培が気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
空気栽培の球根の飾り方
空気栽培の球根は、場所を選ばずどこにでも飾ることができて、インテリア感覚で楽しめます。
好きな花瓶や空き瓶、かごなどに置いて飾ることができるので、自分好みにアレンジできるところが一番のポイントではないでしょうか。我が家はガラスの花瓶に入れて飾ってみました。
インテリアになる佇まい!
ここ数年、球根の水耕栽培も人気!ヒヤシンスやチューリップなどの春咲き球根の水耕栽培は、10月から12月が敵期だそう。土から育てるよりはハードルが低く、冬でも色鮮やかなお花を楽しむことができていいですよね。
水の量は、最初は球根の底がギリギリ水に触れる程度に。根が伸びてきたら、根の1/3程度が水につかっているくらいが目安。水の交換は1週間に1回。
水耕栽培は、インテリアとしても絵になる佇まいが魅力です。芽が出るまでは涼しくて暗い場所に置いてあげますが、芽が出たらどこに飾っても大丈夫だそう(直接暖房があたる場所は避けます)。
イキイキとしたインテリアは、目にとまるたび気持ちまで爽やかになるから不思議です。空気栽培のように、好きな空き瓶に入れて育てることもできます。根が伸びていく様子がわかるようにガラスの瓶がおすすめ。ガラスの容器は百均でも種類豊富に扱っていますよ。
写真の左は球根ベースですが、真ん中と右は空き瓶を利用。すべてヒヤシンスの球根です。
チューリップなどの小さめの球根は、瓶の中に数個入れて育ててもOK。見た目も新鮮です。
年が明けると、球根だけのものがお店で見かけなくなります。ちょっと乗り遅れてしまったときは、鉢植えの土を払って水耕栽培することもできるので、ぜひ、みなさんも楽しんでみてくださいね!
フリーランスのライターとして、雑誌やWEB、カタログなどの取材執筆を行う。ときどきかご屋さん。長女・次女のふたりの子をもつ母。ログハウスで家族4人暮らし。隙あればキャンプへ行きたい。