コンパクトな土地を最大限に活かした開放的な住まい

閑静な住宅街に建つK様邸。白と黒の2つの箱が重なったようなシャープでスタイリッシュな外観が、通る人の目を引きます。50坪に満たない土地ですが、敷地を有効活用し、2階が大きく張り出した部分は、玄関の軒の役割を果たすほか、駐車スペースも兼ねています。K様ご夫妻のこだわりの住まいを紹介します。

外に閉じ、中に開く対照的なデザイン

外からK様邸を見ると、1階は壁で囲われ、内観を伺い知ることはできません。しかし、中に入ると風景は一変！大きな開口部から中庭の光がたっぷり注ぎ込む開放感あふれる空間が広がっていました。

1階と2階がスケルトン階段でつながる大空間で、リゾートホテルのような洗練されたおしゃれなLDK。白い壁と天井に、黒色の手すりやファンがアクセントになり、木のぬくもりある空間をスタイリッシュに演出しています。

設計コンペの過程で出会えた会社

K様ご夫妻はすまいポート21へご相談に来られる前、ある建築会社と1年ほどやりとりをしていました。ただご夫妻のご要望やご予算と折り合いがつかず、もう少し視野を広げてみようとすまいポート21を訪れたのが住まいづくりのきっかけでした。設計コンペにエントリーした数社のうちの1社の提案に心を惹かれ、決められたそうです。

その建築会社は建築家とコラボした魅力的なプランを提案。「実際の広さ以上にゆったりと感じる空間に惚れてしまいました」とのこと。

コンパクトながら要望が詰まった住まい

K様邸は50坪を切る土地とは思えないほど、充実した空間を叶えています。1階は中庭を中心に、LDKと水まわりのほか、ビルトインガレージも備えています。中庭は大きな軒を出したことで、人目につかないプライベートガーデンになりました。

2階は寝室、子ども部屋を配置。ゆったりとした廊下には幅４メートルものクローゼットを設け、たっぷり収納できます。