秋のお花を飾って、秋色インテリア
秋色インテリアにおすすめの草花
朝晩は暑さもやわらぎ、秋の気配を感じるようになってきましたね。インテリアも秋らしさを取り入れて、変わりゆく季節を楽しみたいと思うこの頃。まずは手軽にできる秋のお花を飾って、秋支度をはじめてみてはいかがでしょうか。
ふわふわした花穂のパンパスグラス
羽毛のようなふわふわとした花穂(かすい)が秋らしさを届けてくれる「パンパスグラス」。日本の秋の代名詞でもあるススキと似た雰囲気があり「西洋ススキ」とも呼ばれているそうですが、調べてみると別種とのこと。
「パンパスグラス」はイネ科シロガネヨシ属、「ススキ」はイネ科ススキ属とのこと。やっぱ同じイネ科では?と思ったりもしますが…。
それはさておき!「パンパスグラス」は夏の終わりから秋にかけて(9~10月頃)開花するそう。切り花としても流通していますが、わたしが訪れた花屋さんではドライフラワーしか売っていなかったので、そちらを購入しました。(1本330円ほど)
100cmほどの背丈があり、1本でも存在感たっぷり。2~3本まとめて花瓶に飾るだけで、お部屋がぐっと秋の雰囲気に。ナチュラルなカラーは、どんなインテリアにも心地よく溶け込んでくれる気がします。
ろうそくの形をしたノゲイトウ(セロシア)
ふわふわとした質感とろうそくの炎のような形が特徴的な「ノゲイトウ」。ビビッドなピンク色もお部屋にぬくもりを与えてくれます。開花時期は5月から11月ごろと長いようですが、わが家は9月上旬に購入しました(道の駅にて1束300円程度)。
パッと目を引く個性的な雰囲気の「ノゲイトウ」を飾ってみると、その場が一気に華やかな風景に。わが家はキッチンに活けて、家事のやる気アップを試みています。(ケイトウから黒い種が落ちるので、水を変えるたびに花を逆さにして振ってタネを落としました)
花の色をある程度残しつつドライフラワーにもできるそうなので、この後はスワッグにして飾ってみたいなと思っています。
真っ赤な猫じゃらしのキャッツテール
真っ赤な猫じゃらし?のような愛らしさ漂う「キャッツテール」(1鉢650円程度で購入)。9月に花屋さんで見つけましたが、調べてみると四季咲き性で、温度があれば一年中咲き続けてくれるそう。西インド諸島が原産地で寒さには弱いらしく、冬は室内で育てることが必要になるそうです。
ほかの植物とセットで飾ってもかわいい!ふわふわであたたかい雰囲気は秋にもぴったり。鉢からたれ下がるように咲くため、ハンキングなどで吊るして飾ってもいいですね!
大人の魅力!ワレモコウ、スモークツリー
秋の花といえば「ワレモコウ」もおすすめ。深いボルドーの小花が魅力的です
個人的にふわふわなお花No.1は「スモークツリー」ですが、生花は初夏に出回ります。ドライフラワーとしても人気なので、この時期ならドライで購入する方法も!
さあ、秋のはじまり。花を飾って、季節を感じる暮らしを楽しんでみませんか?
フリーランスのライターとして、雑誌やWEB、カタログなどの取材執筆を行う。ときどきかご屋さん。長女・次女のふたりの子をもつ母。ログハウスで家族4人暮らし。隙あればキャンプへ行きたい。