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マイホームにかかるランニングコストとは?コストダウンの方法など

  お金の話

住宅の新築を検討している際、購入価格や住宅ローンの支払いについて気になるかもしれません。購入価格や住宅ローンと同じく大切なポイントとして、ランニングコストがあります。ランニングコストは安いものではないため、意識しておきましょう。今回は、注文住宅にかかるランニングコストについて解説します。

家を建てた後にかかるランニングコストとは

税金関係

1つ目は、税金関係です。固定資産税は、不動産の所有者に対して課税されます。税額は課税標準額の1.4パーセントとされており、土地と建物にも別途税金がかかります。建物は経年劣化しますが、資産価値は年々変動します。

例えば、自宅の近くに駅ができて利便性が高まると、評価額が上がる可能性があります。また、都市部に住宅があると都市計画税がかかります。課税額は固定資産税評価額の0.3パーセントです。

メンテナンス関係

ランニングコストの中でも大きな割合を占めるのが、メンテナンス費用です。水回り設備の交換、外壁や屋根の塗装などがあり、それぞれ解説します。

水回り設備

バスルーム、トイレ、キッチン、水道管などは、約20年で交換が必要となります。費用としては、バスルームとキッチンの交換で約100万円、トイレと水道管の交換で約50万円とされています。

外壁や屋根

外壁や屋根は雨や風にさらされており、10年から20年ごとに塗り直す必要があります。建物の大きさや外観、屋根の仕様などにもより、あくまでも目安ですが100万円程度必要です。

その他

水回り設備の交換や外壁や屋根の塗装以外にも、シロアリ駆除やフローリング、壁紙の張り替え等も必要です。シロアリの駆除には約15年で約20万円、フローリングは約20年で8畳あたり約15万円から20万円、壁紙は約20年間で約70万円の費用がかかります。

保険料

建物が火事になる可能性も考えられるため、火災保険は必須となります。火災保険の保険料は、保険金額や建物の構造、立地によっても大きく異なりますが、年間3万円から5万円程度と覚えておきましょう。また、地震保険やオプションを追加すると、さらに保険料が高くなります。

光熱費

電気、ガス、灯油などの生活に欠かせないエネルギーを購入するための総コストを表します。これらの費用は、滞在時間と家族の人数などの居住者のライフスタイルに直接関係しています。また、光熱費は選ぶ建材によって費用が異なります。

ランニングコストを抑える方法とは

先程ご紹介したランニングコストのうち、税金は抑えることが難しく、保険料は選択する商品によって多少変動しますが、大幅なコストの削減は期待できません。ここでは、住まいの性能やライフスタイルによって大きく変動する光熱費のコストダウンの方法についてご紹介します。

光熱費を抑える方法はズバリ、高気密住宅、高断熱住宅を採用すること!

高精度の建材や断熱材で気密性の高い住まいを実現する「高気密住宅」、高性能な窓や断熱材で外気や室内の熱の移動を最小限に抑える「高断熱住宅」があります。外気温の影響を受けにくく、効率的に空調を利用できるため、光熱費の削減につながります。

高気密住宅、高断熱住宅は、高性能な建材や住宅設備を使用するため、初期費用が若干高くなります。同じ住まいに20年から30年以上住むことを考えると、その差はさらに大きくなるので、初期費用以上の価値があるといえるでしょう。高気密住宅、高断熱住宅の実現が難しい場合、玄関や窓などの設備を高気密、高断熱に変更するだけでも、光熱費を抑えられるでしょう。

CHECKこの記事では、ランニングコストや光熱費のランニングコストを抑える方法について解説しました。様々なランニングコストがかかりますが、光熱費は選ぶ建材によっても費用が異なるため確認しましょう。高気密、高断熱住宅を検討している方はお気軽にご相談ください。
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