19匹目の猫を迎える!多頭飼いでの楽しい暮らし
19匹目の猫、登場?!
18匹の保護猫と暮らすわが家。今は、「もうこれ以上絶対に猫は増やさない!」と心に誓い夫も同意していました。それはそうですよね。18匹でももう十分すぎるほどなのですから。
それがあっさり破られたのは、10月の深夜のことです。19匹目との出会いです。夜遅くに帰宅した夫の足元にすり寄ってきた子猫。さわるとべたっと嫌な感触があったそう……。夫は怪我でもして大量に血が出ているのかと驚き急いで抱き上げて玄関の中へ……。
するとくっついていたのは血ではなく「ネズミ捕りのとりもち?」のようなもの。頭からしっぽまで、右半身全体にべったり、そこに木の葉などがくっついて無残な状態でした。
ベタベタの猫を保護することに
とりあえず、浴室でベタベタの子を洗いました。が、一向にベタベタの液体が取れる気配はありません。いつまでも濡れたままでは風邪もひくのでドライヤーで乾かし、私はちびこのベタベタの右半身の毛を短く切ることを決断しました。
ピンク色の肌が薄く透けて見えるほどに切るのに、怪我をさせないように2人がかりで1時間……。私と夫の服にはベタベタがつき、数回の洗濯後もシミになったまま……。(この時、私はコストコで買ったばかりのキッズ160㎝用のグレーのトレーナーを着用。たしかに安いけど、着用期間1時間で終了……。コスパ悪かったなあ)
不思議なことに、この洗っている間、19匹目の猫はおとなしくしていて、シャーもせずに、爪を立てることもなく、されるがまま。(驚きすぎて固まっていた?)これからどんどん寒くなるのに、毛を短くしたこの子を外に出すわけにもいかず。「毛が生えそろうまで、やせたからだが太るまでは家の中で……」と一旦保護することに。
ちびこと命名!
19匹目の猫は便宜上名前がないと不便なので「ちびこ」と命名。白黒のやせっぽちで、顔がどこかで見た顔…と思ったら映画の「アバター」にそっくり!
釣り目が少し離れていて、鼻が高い感じ。でも、うん……。愛嬌がある!
先住猫との相性は?
先住猫たちは遠巻きに眺めながらも、ちびこが近づくと離れていき、寄り添う気配はありません(母性愛が弱いのかな……)。
救世主?ポコニャン近づく
そんななか、今まで一番新人だったポコニャンが近づいていき、ちょっかいを出し始めました。やさしいタッチの猫パンチにちびこも嬉しそうに反応します。
その様子を遠巻きに、でも興味深そうにみている先住猫たち。早くみんなと仲良くなれるといいなあ……。
今思い返すとそう思った時点でちびこは19匹目の猫決定!だったのかも。
ベタベタがついた理由は?
この話には後日談があります。一体どこでこのベタベタの液体をつけてしまったのか。どうやら、近所の方が「猫が庭でうんちをする。夜目が光って子どもが怖がっている」という理由から、猫防止の策として「とりもち」を仕掛けたらしいのです。猫防止なら他に方法があると思いますが……。
その話で怒り心頭になったのですが、証拠もなく直接文句を言うわけにもいかず、悶々としていたら、行動力のある母がそういった行為をやめるよう抗議した模様。「ウンチをしたら私が拾いにいくから連絡してちょうだい」と息巻いてきたようです。
そんなこんなでわが家の19匹目の猫になり、家族みんなに可愛がられているちびこ💛ちびこを含めて19匹の猫+1匹の犬が繰り広げる毎日をこれからご紹介していきます。
補足:とりもちの取り方
動物病院によると、患部に小麦粉をつけてその後サラダ油をつけてよくもみこむととりもちが溶けるようです。その後、台所用洗剤(油汚れに強い)でしっかり洗い濯いで乾かす。
NG行為として
- 水でぬらさない(油をはじいてしまう)
- 毛を切ったりしない(切り過ぎて怪我をさせる原因になる)
ネットで調べてから行動するべきでした。①,②ともにどちらもやっちゃいました。ちびこごめんね。
不動産キャリアパーソン、住宅建築コーディネーター。すまいポート21宇都宮本店で5,000組以上の住まいづくりをサポート。小さいころから動物好きで、学校帰りにワンニャンを拾ってきては父や母に叱られた小学生時代。今、気が付けば19匹の猫と保護犬marryと暮らしています。