事件発生！空（ソラ）の逃走

バレンタインデーの午後に起きた突然の脱走劇

2月14日（水）午後、三毛猫の女の子「空（以下ソラ）」が3度目の逃走！気が付いたのは、ワンニャンの夕食の時、一匹ずつに用意している猫の食器がなぜか余っている…。

一体いつからいないのか？

朝ごはんの時に、寝室から連れてきたことが最後の記憶 (;^_^A　お昼すぎのおやつの時にいたかどうか、記憶が定かじゃない…。（我が家は朝、12時におやつ、夕方、夜おやつの1日4食）お外が大好きなソラ。特に空を見るのが大好きなようで、子猫時代からいつも空を見ていたニャンコさん。三毛猫のメスでちょっとおデブちゃんです。お顔も決してかわいいとは言えず、いつも何か言いたそうな不満そうな表情をしています。

でもそんなソラは、私にとってダントツNO.1の特別な存在。それは私だけでなく夫にとっても同じらしく、会社から帰るとソラだけを抱っこして、しばらく庭をウロウロします。それが日課になっていて、ソラも玄関で夫の帰りを待ち構え、すぐに肩に飛び乗ります。すごく人懐こくて、誰も警戒せず、初めて会う人にもすぐ寄っていって膝に乗ったり、目の前でお腹をみせたりします。みんなに撫でられてゴロゴロ喉をならすソラ。

19匹の猫は、死ぬまで面倒見るつもりだし、それぞれ特色があり面白いですが、正直に言ってしまうと、かわいいと思う気持ちには残念ながら少しだけ差があります。私の未熟さかもしれませんが…。

今、明かされるソラの脱走歴

ソラの一度目の脱走は子猫時代。家の周辺を探し回り1週間が過ぎ、諦めかけた時、家から200メートルのところにあった中古車屋さんでウロウロしている空を発見！お腹が空いてる様子もなく元気いっぱい！中古車屋さんの事務所に保護されて、ごはんももらって当たり前のようにゴロゴロしながら過ごしていたそうです。引き取りに行くと、「みんな可愛がっているので寂しくなるなあ」と言われながらもお礼を言って家に強制送還。

2度目は2年前の秋ごろ、この時は２週間近く見つかりませんでした。半径1キロくらいを何度も探し回り、近所の方にも声をかけて、物置や倉庫の中も見ていただきました。交通事故に合ってないか、どこかに閉じ込められてないか、とにかく元気で生きていて欲しいことだけを祈って過ごしていたある日、キッチンの勝手口に三毛猫らしき影が！急いでドアを開けるとソラがすごい勢いで家の中に入ってきました。すぐにごはんを食べて、水を飲んで、自分からケージに入って丸くなっています。この時のソラの顔つきは、いつもと異なり険しくなっていました。

私にも、夫にも少し威嚇するような声を発し、あんなソラを見たことなかったので、2週間の放浪生活が相当つらかったのだろうと泣けました。一休みさせてから、かかりつけの獣医さんに連れて行くと体重が25％減っていました。「危なかったね」と言われ、今更ながらドキドキしたのを覚えています。それから元通りの人懐こいソラに戻るまで1週間位時間がかかりました。

そして、今回の3度目の脱走です。寒い季節とあって、とにかくすぐに見つけないとならないと思い、19時を過ぎた真っ暗な田舎道を1時間探し歩き、これ以上遠くにはいかないだろうと、トボトボ家に帰りました。

玄関のドアを開ける前に、念のため敷地の西側の空き地を照らしてみたところ、いました！私が声をかけると大急ぎで塀を乗り越えて玄関にダッシュ！おそらくほぼ1日遊びまわって帰ってきたのか、それとも家の周りにいたが、入れるドアがなく困っていたか…。家に入ると一心不乱にご飯を食べ、いつも通りゴロゴロしていました。夫と二人１時間も「ソラー　ソラー」と呼びながら、心配して探し回っていたことなんてどこ吹く風…。

ネットでは脱走防止の柵の設置等情報がありますが、玄関の広さ等それぞれのご家庭で違いますので、柵を設置できる家ばかりではないですよね。我が家はキッチンに入れない様にするために、セミクローズのキッチンにドアをつけたり、カウンターに柵を設置したり、DIYで頑張りました。外に出さない工夫は思案中です。

キッチン進入禁止防止

木製、金属製、いろいろ販売されていますが、サイズもデザインもぴったりは難しそうです。オーダーだと費用もそこそこ掛かります。YouTubeで作り方が色々アップされているのでDIYで挑戦してみるのがおすすめです。

最初は小さいもの（カウンター上の柵とか）を作り、それから大物にとりかかると、コツがわかってきて楽しくなりますよ。我が家は天井や壁を傷つけない「ラブリコ」という2×4用の接続用ジョイントをつかいました。工作が得意なレベルでもきれいにできると思います。