栃木の冬の味覚!ゆずピールを作ろう!
簡単&おいしい「ゆずピール」を作ろう!
栃木県はゆずの産地。秋になると庭に実っている風景もよく見ます。旬のゆずを使って「ゆずピール」を作ってみませんか?材料はゆずと砂糖だけ。簡単でとてもおいしいです。旬のゆず、香りがいいですよね。お友達から庭でできたゆずをいただいたので新鮮なうちに「ゆずピール」を作ってみます。
じつは私、甘夏ピールは春によく作りますが、ゆずピールは初めてです。母が冬になると毎年作るので私は食べるだけ、ということが多かったのです。でも今年はチャレンジしてみることに。皮を刻んで、ゆでて(苦味を抜く)、砂糖で甘く煮る。ステップはジャムと一緒だと思い、やってみようと思いました。
「ゆずピール」の作り方
無農薬のゆずは丸ごと使える!無農薬ですから安心して皮の栄養もいただきましょう!果実も絞って丸ごと使いましょう。
皮をむいて適当に刻む
皮を適当にむきます。いただいたばかりなのでとってもむきやすい!甘夏よりずっとやわらかいんですね。それを包丁で切っていきます。これも好みです。あっという間に5個分の皮を刻めました。
それをゆでて、水にさらす、これを2回繰り返します。これは苦味やアクを抜く作業なので、好みだと思います。私は甘夏ピールで苦味を抜きすぎてしまったことがあり、「もう少し苦味が残っていたほうがよかったな」という経験があったので、今回は途中で食べてみて「ここらへんかな」と思ったところでざるに上げました。
砂糖と一緒に煮る
あとはジャムの作り方と一緒ですね。鍋に砂糖と入れて煮ていきます。味見をしながら「もう少し甘いほうがいいかな」と思えば足すという感じです。私は仕上げにグラニュー糖をまぶしますが、この段階では日常で使っているてんさい糖を使いました。これも好みの砂糖を使えばいいのではないかと思います。
火加減は弱めに。ゆずからも水分が出てきますので、ゆっくりと混ぜながら煮ていきます。ゆずの白いわたが半透明になってきて、水分がなくなってきたら終了!焦がさないようにくれぐれもご注意を。
この状態でもおいしいです。乾燥させるのが面倒でしたらここで終わりにしてしまってもOKかと思います。(ただ、日持ちはしないので早めに食べ切ってくださいね)
広げて乾燥させる
あとは広げて乾燥させます。本来は、もっともっと間隔を空けて1本1本並べたほうがいいみたいです。ただ私は時短でやりたい、場所がない、すぐに食べ切ってしまう、という理由でこんな感じでOK。(平日の隙間時間でやるのでていねいに並べていられない!)
私の母は外で乾燥させてカリカリにしています。1日くらいおき、まだ半生ですが、よしとしましょう。しっかり乾燥させればかなり日持ちしますよ。
オーブンで焼いてもいいのですが、焼きすぎに注意してください。甘夏ピールのときに私は焦がしてしまい、無駄にしてしまったことがあります。木の枝のようにカラカラになってしまいました。
あとはできあがりにグラニュー糖をまぶすだけ。たっぷりまぶしてもカリカリしておいしいですよ。わが家では冬の朝に緑茶と一緒につまんでいます。甘みと酸味がおめざにぴったりです!
おまけでおいしい!ジュースとポン酢!
ゆずジュース
鍋を洗う前にゆずジュース!煮た後の鍋は、砂糖とゆずのエキスでベタベタです。ここに水を少し入れて鍋に残ったゆずの凝縮されたエキスをこそぎ取ればビタミンたっぷりの「ゆずジュース」に!娘に差し出したら甘酸っぱくて「おいしーい!」と。炭酸で割ったらゆずサイダーになりますね。
ポン酢
こっちもおいしい!果実は絞ってゆずポン酢に!これも本当に適当ですが、果実はぎゅっと絞って醤油と割って「ゆずポン酢」にしました。だし醤油でもいいかと思います。分量も私は適当です。味見しながら酸っぱいほうがいい人は醤油を少なめにすればいいと思います!
ちなみにこの日、わが家では豚肉と白菜を煮てそこにこのポン酢をかけていただきました!香りがよく、とってもおいしかったです。
ぜひ季節のゆずを丸ごと使って味わってくださいね。
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