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「金継ぎキット」で割れた器を直してみよう!

  生活雑貨

自分で金継ぎしてみませんか?

割れてしまった器…。名残惜しくて処分しないでとっておいたりしませんか。わたしは何を隠そう、よくお皿を割ってしまいます。日々、ほろ酔い気分でお皿を洗っているからだと思います、汗。そのなかのいくつかは、処分せずにいつか金継ぎをしたいと思っていました。

とはいえ、金継ぎをプロに依頼すると予算オーバー。愛着ゆえに手放せない器なので、高価なものとは限りません。自分で金継ぎ体験ができる教室も探しましたが、都内だったり、修繕できるお皿の条件が合わなかったり…。

とても便利!「金継ぎキット」

そんな折ネットで、うるしを使わない合成樹脂でできる「金継ぎキット(金継ぎラウンジ)」を発見!これは!と、購入して試してみたところ、とても満足ゆく仕上がりに。早速ご紹介します。

金継ぎとは・・

割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分をうるしによって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法です。(金継ぎラウンジ説明書より)

金継ぎの方法

さっそく「金継ぎ」にトライしてみましょう。

1.割れをつなげる

まずは割れた器を合成樹脂(エポキシ接着剤)で接合し、マスキングテープで仮止めします。

細かく割れてしまったお皿でなければ、接合は難しい作業ではないと思います。ただ、エポキシ接着剤は、2つの液を混ぜて使いますが、混合後は5分ほどで固まるのでスピーディーな作業が必要でした。お皿が欠けの場合は、付属のパテで埋めます。

2.接合部分をみがく

接合部分からはみ出した接着剤やパテをカッターで削ります。さらにパテの部分は、サンドペーパーを水につけながら磨いて形を整えます。

この工程は細かい作業で時間も要するため、一番苦労しました(当社比)。

3.割れや欠けの上を金色の線で描く

いよいよ最終工程! 金色の真鍮粉(金の代用品)を使って、筆で割れや欠けの上に金色の線を描きます。やはりこの作業が金継ぎの醍醐味。センスが問われるポイントだと勝手に意気込み、集中して挑みました。

仕上がったら24時間ほど乾かします。

ついに完成!味わいある器に変身!

金継ぎした器を眺めては、愛着が沸きでてくるような満足感を味わっています。今回の金継ぎは、少しコツはいると思いますが、うるしを使わないこともあり、初心者でも試す価値ありだと思います。時間と手間はかかりますが、それがより愛着を深めてくれているようです。

器に限らず、お気に入りの日用品を長く大切に使う、そんな暮らしがいいなと改めて思うきっかけにも!私が使用した金継ぎセット以外にもいろいろ種類があるようなので、ご興味のある方は、ご自身にあったもので試してみてくださいね!


MIZUE YAMAZAKI

フリーランスのライターとして、雑誌やWEB、カタログなどの取材執筆を行う。ときどきかご屋さん。長女・次女のふたりの子をもつ母。ログハウスで家族4人暮らし。隙あればキャンプへ行きたい。

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