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私でも審査は通る?住宅ローン審査でチェックされるポイントとは?

  お金の話

住宅ローンの審査でおさえておきたいポイントなど

夢のマイホームを手に入れるために避けて通れないのが「住宅ローンの審査」。広告やネットでは「低金利」「頭金0円」といった魅力的な言葉が並びますが、実際にローンを組むには、金融機関の審査をクリアする必要があります。「正社員じゃないけど大丈夫?」「借入があるけど通る?」そんな不安を抱える方も多いのではないでしょうか。本記事では、住宅ローンの審査で見られる主なポイントと、審査に通りやすくなるための対策を丁寧に解説します。これからマイホーム購入を検討する方にとって、安心して一歩を踏み出せるヒントになれば幸いです。

住宅ローン審査とは?

住宅ローン審査とは、金融機関が「この人にお金を貸しても大丈夫か?」を判断するプロセスです。住宅ローンは何千万円という高額な借入となるため、返済能力や信用状況を多角的にチェックされます。大きく分けて次の2段階があります。

住宅ローン審査の流れ

[ 事前審査(仮審査) ] → [ 本審査 ] → [ 融資実行 ]
  • 事前審査: 簡易的に返済能力や信用情報をチェック
  • 本審査: より詳細な情報に基づき本格的に審査

事前審査を通らないと物件契約が進められないケースが多く、非常に重要なステップです。

審査でチェックされる6つのポイント

住宅ローンの審査では、次のような要素が総合的に判断されます。

[ 年収 ] ・ [ 勤続年数 ] ・ [ 借入状況 ] ・ [ 信用情報 ] ・ [ 頭金 ] ・ [ 物件評価 ]

年収

金融機関は年収を基に「返済能力」を判断します。一般的には「年間返済額が年収の30〜35%以内」であれば、審査に通る可能性が高いとされています(=返済負担率)。例えば、年収400万円の人なら年間の返済額は最大でも約120〜140万円以内が目安です。

パート・アルバイトなどの非正規雇用の場合は、安定性が低いとみなされることがありますが、収入の実績があり、勤続年数が長い場合は評価されるケースもあります。

  • 年間返済額が年収の30〜35%以内が目安(返済負担率)
  • 例: 年収400万円 → 年間返済額120〜140万円程度

勤務先と勤続年数

会社の規模や業種、勤務年数も評価の対象です。公務員や上場企業に勤めている場合は安定性が高いと判断されやすい傾向にあります。また、勤続年数が3年以上あると評価が上がりやすく、転職して間もない場合は不利になることもあります。ただし、近年は転職が一般化していることから、職種や年収が変わっていなければ柔軟に判断されることもあります。

  • 公務員や上場企業は安定性が高いと評価されやすい
  • 勤続3年以上が目安。転職直後は不利な場合あり

借入状況 (他のローンの有無)

現在、クレジットカードの分割払いや自動車ローン、消費者金融からの借入がある場合は、返済能力に影響すると見なされます。また、カードローンの「枠」だけでも審査に影響する場合があるため、使っていないカードが複数ある場合は、事前に解約しておくのも一つの手です。

  • 自動車ローン、リボ払い、カードローンなどがあると審査に影響
  • 利用していないクレジットカードでも影響がある場合あり

信用情報 (支払い履歴)

過去に延滞や債務整理などがあると、審査に不利になります。金融機関はCICやJICCといった信用情報機関に照会をかけ、個人の信用履歴を確認します。スマートフォンの分割払いや携帯料金の滞納も記録されるため、うっかりの遅延にも注意が必要です。

  • 延滞履歴や債務整理の経験は大きなマイナスポイント
  • スマホの分割払いや携帯料金の滞納も対象

頭金の有無

頭金が多ければ、それだけ借入額が減るため、金融機関からは「リスクの少ない借入」と見なされ、審査に有利になります。一方で、最近では「頭金0円」のローンも増えており、必ずしも必要ではありませんが、少しでも頭金を準備できると選択肢が広がる可能性があります。

  • 頭金があると借入額が減り、審査に有利
  • 近年は頭金0円も可能だが、自己資金はプラス要素

物件の担保評価

購入予定の物件自体の価値(担保力)も重要です。万が一返済できなくなった場合、金融機関はその物件を売却して貸付金を回収するため、資産価値が低いと判断された物件ではローン審査に通りにくくなります。特に中古住宅や築年数の古い建物の場合は、担保評価が下がる傾向があります。

  • 金融機関が「万が一返済不能になった場合に回収可能か」を判断
  • 中古や築年数の古い物件は評価が低い場合あり

審査に通るための5つの対策

審査に不安がある方でも、事前にしっかりと準備をすることで、通過できる可能性が高まります。以下に、代表的な対策を紹介します。

  • 借入の整理: クレジットカードやローンの完済・解約で信用力UP
  • 安定収入の確保
    • 転職は避け、勤続年数を延ばす
    • フリーランスは確定申告書などで安定性を証明
  • 信用情報の確認: CIC・JICCで開示請求可能。事前確認で不備をチェック
  • 頭金の準備: 少額でも頭金があれば審査に好印象
  • 借入額を抑える物件選び: 無理のない予算設定が審査通過のカギ

それでも不安なら…「住宅ローン相談」がおすすめ。不安な方はプロに相談を

住宅ローンの審査は、金融機関によって基準が異なります。ある銀行では通らなかった方でも、別の金融機関であれば問題なく借りられるというケースもあります。不安な方は、住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナーや、住宅会社のローンアドバイザーに相談するのもおすすめです。個々の事情に合わせて、最適なローンの組み方をアドバイスしてくれます。


CHECK住宅ローンの審査は、年収・信用情報・物件評価など複数の要素を総合的に見て判断されます。事前準備と情報収集で、審査への不安を減らし、自信を持ってマイホーム計画を進めていきましょう。
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