家を建てたい!とちぎの住まいづくり
建物データ
●施主様: 宇都宮市 K様邸 ●建物面積: 147.81㎡(44.71坪) ●敷地面積: 320.94㎡(97.08坪) ●設計・施工: イケダ工務店 詳細・資料請求

庭のある暮らし-There is a garden in my life

宇都宮市の中心部に近い、閑静な住宅地に建つK様邸。門塀の外からも美しい庭が見え、道行く人の目を引きます。庭に入ると、フランス風の小屋に続く小道と、 そのまわりの色とりどりの花が目に飛び込んできて、絵本の世界に迷い込んだよう。

手入れの行き届いた草花は生き生きとし、眺めているだけで植物のエネルギーが感じられます。美しい庭をつくったK様に、日々の庭仕事とその楽しみをお聞きしました。

庭を花でいっぱいにしたい、 小道をつくりたい

(外観は2012年当時)

K様邸は2012年に建築。当時の庭は、白と黒のスタイリッシュな外観の家に、芝生のグリーンが映えるシンプルなものでした。しかし、「庭を花でいっぱいにしたいと思ったんです」。K様は4年間ほど試行錯誤しながら自分で庭づくりをしました。

しかし、満足できずに、造園屋さんに相談したといいます。すると、「庭にポイントをつくったほうがいい」というアドバイスが返ってきました。「小屋をつくって、そこに続く小道をつくろうと思いました」

造園屋さんと構想を練りながら、打ち合わせを重ね、庭づくりには1年もの時間がかかりました。小屋から庭を一周できる小道、植栽コーナーと菜園コーナー、芝生の広がるエリアをバランスよく配置。以前100種類ほどあった植物を植え替えし、さらに色味や庭のデザインバランスを考えながら植物を増やしました。

朝、カーテンを開けるのが楽しみなんです。

「朝、起きてカーテンを開けるのが楽しみになりました。毎日、景色が変わるのでわくわくするんです」ビオラ、バラ、ヤグルマギク、クレマチス、ベロニカ……、色あざやかな花々が元気をくれます。

庭にいるとあっという間に時間が過ぎてゆきます。

共働きのK様。庭をつくるときに考えたのは「管理しやすい庭」。とはいえ、何百種類もの植物の手入れにはそうとう手間がかかるのではないでしょうか。「週末は子どもと庭にいることが多いですね。花殻摘みだけでも時間がかかります。でもモクモクと作業するのが好きなんですよ」とK様。その作業は苦にならないのか聞くと、「花のにおい、草のにおい、風を感じながら作業するので、気持ちがいいんですよ」。

植物は手をかけたぶん、 楽しみをくれる

庭の仕事には一年中、休みがないといいます。土づくり、草むしり、剪定、花殻摘み、虫対策……。冬には冬の仕事、夏には夏の仕事があり、植物によって手入れ法も、手入れの時期も違います。K様はそれを一覧表にして忘れないように管理しているそうです。「植物は、手をかけたらかけたぶん、楽しみをくれます。腐葉土づくりにしても、成果があらわれますから楽しいですよ」剪定した花は、小さな花瓶に生けて飾ったり、生活に彩りをくれます。

庭でともに過ごす 家族の時間

K様宅にはK様のお母様もよく遊びに来ます。「親子共通の趣味なんです」とお母様。K様と一緒にテレビや本でガーデニングの情報を集めたり、美しい草花を見るために旅行に行ったり、庭づくりは親子ともに人生の楽しみになっているようです。 庭にはK様のお祖母様が昔使っていたクワやスコップ、ペンチもディスプレイとして使用しています。本やテレビで見た庭を参考に、親子で日々研究を重ねているとか。「本を見てこういう飾り方もあるんだと感化されます」

また、お子様の成長にも庭が大きく関わっているといいます。「最初は虫にもさわれなかった息子が、今ではダンゴムシやワラジムシを見つけて教えてくれたり、セミの抜け殻を見つけて喜んだり。図鑑で目にしたバッタを探すようにもなりました」

K様が庭仕事をしているあいだ、Sくんはそばで手伝ったり、遊んだり。いつの間にか何時間も経っていることもあるそうです。週末の庭で、ともに過ごす時間は、そのまま家族の団らんになっています。

夏の楽しみ、秋の楽しみ。

四季で変わる風景、喜び

四季折々で変わる庭の風景、彩り。とくに今の季節は一雨ごとに植物は勢いを増し、大きく育っていきます。その景色は一期一会。「季節によって景色が変わります。短い花は1週間で終わってしまいますから、今しか見られないって思います。はじめて咲いた花を見て、家族で盛り上がったりします」

リビングから眺める景色も、日々異なります。それがいとおしく、尊いものだとK様は考えているようです。天気のいい日、ウッドデッキで簡単な朝食をとったりする時間も、また格別の時間でしょう。

K様の庭はそろそろブルーベリーや夏野菜の収穫を迎えます。ブルーベリーを収穫したらジャムをつくる予定です。秋にはリンゴが実るので、それがK様家族の楽しみのひとつになっています。「できるだけ農薬を使いたくないから、今はモミジの木に巣箱をつくって、シジュウカラの親子に住んでもらうことを考えているんですよ」とK様。K様の庭はこれからも家族の暮らしに寄り添って、美しい風景を見せてくれるでしょう。

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