家を建てるなら家を建てたい!とちぎの住まいづくり
建物データ
●施主様: 上三川町 王生さん邸 ●家族構成: ご夫妻+お子様 ●建物面積: 109.30㎡(33坪) ●施工: 夢創ハウジング 詳細・資料請求 ●設計: アトリエワレア

人が集まるカフェのような住まい

王生さんの家はのどかな田園風景が広がる上三川町にありました。270坪もの広い敷地に建つお住まいは、軒の深いウッドデッキ、シンプルな建物のラインが特長的なすっきりとしたたたずまいの平屋です。

「自宅でライブをやりたい」というコンセプトをもとに、間取りを考えたお住まい。自宅に音楽仲間や友人が集まることが多いため、個室は最小限に、できるだけ広いLDKを確保しました。

「無駄なものは省く」というめぐみさんのシンプルなライフスタイルも随所にあらわれています。雄貴さんの心地よいアコースティックな音楽に寄り添った、リラックス空間。その住まいと暮らしを紹介します。

カフェ風のカウンターキッチン

外とつながる心地良い土間空間

「家でライブのイベントができたらいいなと思ったんです」この言葉を聞くと王生さん宅の間取りがうなずけます。カフェのような土間空間、バーカウンターのようなキッチン、アウトドアリビングのようなウッドデッキ。

土間がウッドデッキとつながり、キッチン、リビングとつながり、外と室内空間の垣根を取り払っています。南側のウッドデッキから入る風と光は北側のリビングの窓から抜けていき、外部空間と住まいが一体になっています。

広々とした土間空間

「平屋にしたかったんです。でも平屋って予算がかかるので、廊下と玄関をなくして広い土間をつくったら一石二鳥かなと思ったんです」と妻のめぐみさん。たしかに、王生さんのお住まいには一般的な住宅にある玄関や玄関ホールはありません。寝室につながる廊下もキッチンの役割を果たし、いわゆる「デッドスペース」がいっさいないのです。

「最初は玄関に目隠しのブロックの壁を作る予定だったんです。でもそれもいらないかなと。そのぶん、土間も広くとれますし」その割り切り方はすがすがしいほど。いらない空間を取ったら、リビングと土間、ウッドデッキがつながる広いワンフロアが生まれました。

すぐれた断熱性能住宅

土間というと冬の寒さが気になりますが、建築した会社は高断熱・高気密を得意としており、14畳用のペレットストーブで30畳ほどのLDKを一気にあたためることができるといいます。「真冬に越してきたんですが、寝室まであたたかく、半袖で寝られるくらいでした」とめぐみさん。しかもストーブは「強」では使用したことがないそうです。

またこの断熱材は吸音効果も高く、音を遮断します。音楽室で、最大音量でマイクとスピーカーを使い、音を出しても隣の寝室ではほとんど音が聞こえないというから驚きです。オープンな土間をつくることができたのも、音楽室をつくることができたのも、すぐれた断熱性能住宅であることが大きな理由のようです。

家族と集う、仲間と集うリビング

家に人を招くことが多いという王生さん夫妻。その人数も多いときには 15人ほどになってしまうといいます。 その理由も雄貴さんに会うとわかります。「知らない人とコミュニケーションをするのは全然平気。どこへ行っても大丈夫なんです」という雄貴さんは、会う人をリラックスさせてしまう魅力があるのです。ヒッチハイクで日本中を旅していたこともあり、さまざまな人が家を訪れるそうです。「旅人とか、知らない人が来るんですよ(笑)」とめぐみさん。

この撮影の日も、雄貴さんの癒し系の歌声とやさしいバイオリンの音楽が響いていました。雄貴さんの明るい笑顔、めぐみさんの楽しいお話がまわりをなごませてくれます。

この二人だからこそ、このオープンな空間が生まれたのでしょう。友達がつい立ち寄りたくなってしまうのも納得です。自分たちの暮らし方に寄り添った家、それが住まいづくりの正解なのだと思わせてくれるお住まいでした。

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この建物を施工した建築会社です
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