家と土地にかかる固定資産税とは?新築購入時の税額や支払い時期をわかりやすく解説
固定資産税のあれあこれ
マイホームを購入すると、住宅ローン以外にも毎年必要になる費用があります。その代表的なものが「固定資産税」です。
「家と土地、両方に税金がかかるの?」 「地域によって金額は変わる?」 「新築を買ったら、いつから支払うの?」このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
固定資産税は、購入後ずっと関わってくる税金だからこそ、事前に仕組みを理解しておくことが大切です。この記事では、家と土地にかかる固定資産税の基本から、栃木県の傾向、新築住宅の軽減制度まで、わかりやすく解説します。
固定資産税とは?
固定資産税とは、土地や建物などの「固定資産」を所有している人に対して課税される地方税です。毎年1月1日時点の所有者に対して、市区町村から課税されます。対象となるのは主に以下のものです。
- 土地
- 建物 (住宅・店舗など)
- 一定の設備や償却資産
住宅を購入した場合は、「土地」と「建物」それぞれに固定資産税がかかります。
家と土地、それぞれ固定資産税がかかる
「家を買ったら固定資産税はいくら?」と考えた時、多くの方が建物だけをイメージしがちですが、実際には土地にも課税されます。
土地の固定資産税
土地は、面積や立地、周辺環境などによって評価額が決まります。駅近や人気エリアなど、土地価格が高い地域ほど固定資産税も高くなる傾向があります。
ただし、住宅が建っている土地には「住宅用地の特例」があり、税額が軽減されます。
住宅用地の軽減措置
- 200㎡以下の部分
- 固定資産税評価額が「1/6」に軽減
- 200㎡を超える部分
- 固定資産税評価額が「1/3」に軽減
そのため、住宅用地の固定資産税は、思っているより抑えられているケースも多いです。
建物の固定資産税
建物は、以下のような内容によって評価されます。
- 建物の大きさ
- 使用している素材
- 設備のグレード
- 建築年数
一般的に、”木造住宅”、”シンプルな設備” であれば税額は比較的抑えられやすく、
- 鉄骨造・RC造
- 高級設備
- 床暖房や大型収納などの充実設備
がある場合は評価額が高くなる傾向があります。
地域によって固定資産税は変わる?
固定資産税は全国共通の税率(標準税率1.4%)が基本ですが、実際の税額は地域によって異なります。なぜなら、税額の元になる「固定資産税評価額」が土地価格や地域特性によって変わるためです。 例えば、
- 都市部
- 駅周辺
- 人気住宅地
などは土地評価額が高くなり、固定資産税も高くなる傾向があります。
栃木県の固定資産税は高い?安い?
栃木県は、首都圏と比較すると土地価格が比較的落ち着いているエリアが多く、固定資産税も比較的抑えやすい傾向があります。 特に、
- 郊外エリア
- 広めの土地
- 駐車場付き住宅
でも、都市部より購入しやすいケースがあります。 一方で、
- 宇都宮駅周辺
- 商業施設近隣
- 人気学区エリア
などは土地評価額が高めになる場合もあります。そのため、「栃木県だから必ず安い」というわけではなく、エリアによって差があります。
新築住宅を購入した場合、固定資産税はいつから払う?
固定資産税は、毎年1月1日時点の所有者に課税されます。そのため、新築住宅を購入したタイミングによって初年度の支払い時期が変わります。
- 2026年1月1日時点では所有していない
- 2026年度の固定資産税は基本的に売主側
- 2027年1月1日時点で所有
- 2027年度から固定資産税が課税
実際の不動産取引では、引渡し日を基準に日割り精算されるケースが一般的です。
固定資産税は年に何回払う?
固定資産税は通常、年4回に分けて支払います。納付時期は自治体によって多少異なりますが、一般的には以下のスケジュールです。
- 第1期: 4月〜6月頃
- 第2期: 7月頃
- 第3期: 12月頃
- 第4期: 翌年2月頃
一括払いに対応している自治体もあります。
新築住宅には固定資産税の軽減制度がある
新築住宅には、一定条件を満たすことで建物部分の固定資産税が軽減される制度があります。
- 3年間
- 建物部分の固定資産税が「1/2」
- 5年間
- 建物部分の固定資産税が「1/2」
※適用には床面積など一定条件があります。
新築購入直後は税額が抑えられますが、軽減期間終了後は税額が上がるため注意が必要です。
固定資産税はいくらくらいかかる?
固定資産税は住宅価格そのものではなく、「固定資産税評価額」を基準に計算されます。一般的な新築住宅では、年間10万円〜20万円前後になるケースが多いですが、
- 土地の広さ
- 建物の仕様
- エリア
によって大きく変わります。また、都市計画区域内では「都市計画税」が別途かかる場合もあります。
固定資産税を抑えるために知っておきたいポイント
固定資産税を少しでも抑えたい場合は、以下の点も意識すると良いでしょう。
土地の広さを確認する
住宅用地特例は200㎡以下で軽減率が大きくなります。
設備グレードを上げすぎない
豪華設備が多いと建物評価額が高くなる場合があります。
将来の税額上昇も考慮する
新築軽減終了後の税額も含めて資金計画を立てることが大切です。
固定資産税は、家を購入した後も毎年支払い続ける必要がある大切な維持費のひとつです。住宅購入時はどうしても建築費や住宅ローンに目が向きがちですが、
- 土地にも税金がかかる
- 地域によって税額が変わる
- 新築には軽減制度がある
といったポイントを理解しておくことで、購入後の負担をイメージしやすくなります。特に栃木県は、比較的土地価格が落ち着いているエリアも多く、広めの住まいを検討しやすい地域です。
これから家づくりや新築購入を考えている方は、固定資産税も含めた長期的な資金計画を立てながら、自分たちに合った住まいを検討してみてください。




