「大地を抱く家」自給自足を愉しむ暮らし

南の大地を抱くように優しく曲げた家。軒を深めにしっかりと出すことで落ち着いた雰囲気になりました。収穫した野菜をそのまま運び込める土間、そして薪ストーブ。自給自足の丁寧な暮らしが実現できるよう広めの食品庫に勝手口などを設けました。

薪割りしながら次の季節を考える暮らし

自家製の味噌や漬物などを保管できるよう広めの食品庫や勝手口も設けました。南に畑が広がるのどかな景色の中で、畑仕事、収穫した野菜を食し、休む。キッチンの背面収納はすべて造作。予め手持ち物の量を考えて計画するので使い勝手は抜群。

どの方向から見てもそれぞれの趣のある佇まい

広々としたLDK、外とつながりのある土間に薪ストーブ、自給自足の丁寧な暮らしが実現できるよう広めの食品庫に勝手口などを設けました。軒を出しつつも明るくゆったりと寛げる空間となりました。LDKには大きな開口を設け、南に広がる畑を眺められるようにしました。

こだわりの植栽に塗り壁の質感が馴染み、住まいに豊かな表情を加えています。夕暮れ時、木製雨戸からこぼれる灯りに温かな暮らしを感じる。自家製の季節仕事や薪割りしながら次の季節を考える暮らし。そんな丁寧な暮らしのサイクルを愉しむ家となりました。