3匹の猫とともに暮らす。人もペットも快適な住まい
猫との共存を考えた心地いい空間づくり
自然豊かな日光のとある地域。大通りから細道を入ると、のどかな田園風景が広がります。ここにたたずむ平屋のお住まいが、ご夫妻と3匹の猫が暮らす寺澤邸。夫の剛さんが笑顔で出迎えてくれ、室内に入ると、LDKは勾配天井をいかした開放的な大空間。2階建てにすることも十分に可能なほど、圧倒的な天井高の注文住宅です。
その上部には、なんとも贅沢な、ゆったりとしたキャットウォークが。剛さんが歩いても大丈夫なように、とても頑丈に作られているので、高窓の掃除の際にも大活躍なんだそう。また、ダイニングのカウンター上にあるディスプレイ棚は、猫たちが登って遊べるように階段状にデザインされています。人と猫が自由に、ストレスなく毎日の暮らしを楽しめるようにと、大工さんが機能性と遊び心をもって提案、造作してくれたそうです。
常識にとらわれない間取りで気持ちよく
開放感いっぱいの寺澤邸には北側にたくさんの窓があります。キッチンで料理をしているとき、リビングでくつろいでいるとき、さらに2階のシアタールームでチェアに腰掛けたときなど、ふと外を望めば、景色を切り取るように、眺めのいい位置に配置されています。
従来の常識にとらわれず、自然に囲まれたロケーションをいかすことを最優先し、美しい田園風景の広がる北側にテラスと大きな開口を設けたことで、まるでリゾート地の別荘のような心地よさ。3匹の猫もご夫妻も、癒しに満ちたこの新居での暮らしに大満足のご様子です。この北側のテラスは猫が室内から自由に行き来できるので、ご夫妻が留守のときでも気ままに、しかも安全に外気にふれることができます。
一方、南側はというと、室内干しスペースと洗面脱衣室、そしてバスルームを配置。動線もスムーズで、外からの視線は遮りつつ、採光や通風を確保した、共働きであるご夫妻にとっては毎日の家事を気持ちよくこなせる空間となっているそうです。
安全性と快適性を実現した全館空調
動物たちと暮らすには、四季の気温の変化にはとても気を使うのだとか。とくに昨今の夏の暑さや、日光という土地柄、冬の寒さも気になります。ご夫妻が留守の時でも、一年を通して室内が快適な状態が常に保てることを重視し、高気密・高断熱の全館空調の家にこだわりました。実際に、猛暑となったこの夏を体験し想像以上の快適さに「留守中の猫の様子も安心だし、全館空調って本当にすごいですね」と、妻の友美さんも笑顔をみせます。
愛するペットと快適に暮らす住まい
家族と猫がほどよい関係性をもちながら、お互いにのびのびとノンストレスで過ごせる寺澤邸。最近では、さらにもう一匹。今度は、剛さんのご実家で暮らす愛犬を家族の一員に迎えるために、ドッグランにもなる庭づくりに取りかかり始めたという寺澤さんご夫妻。愛する動物たちとともに快適に暮らす住まいの完成形は、もう間もなく。のびやかな自然を背景に、人と動物が共存する気持ちのいい住まいで、これからも幸せな日々を送られることでしょう。