注文住宅で美しい平屋を建てる！スタイリッシュな外観の家

宇都宮市の郊外に現れる分譲地内の一角に建つＹ様邸。小高い角地に位置する建物は敷地面積約90坪とやや広め。北側には山々を背負うなど自然豊かなこの敷地に溶け込む様に平屋の佇まいを計画しました。山々の形状を壊さぬように建物の高さを低く抑えるとともに、周辺の田園風景に馴染むよう深い屋根の水平線を強調するデザインとしました。外観は黒で統一し、アクセントで使用した地元産の大谷石と調和するデザインとしました。

屋外デッキとつながるリビング空間

土地の広さや条件・周辺環境や家族構成などの様々な条件を考慮し、平屋建でのご提案とさせていただきました。敷地の南・西・北側は視界が広がり日照環境も良いため、家族の集うリビング空間は積極的に開口部を設け自然環境を室内に取込む工夫をしました。

木、大谷石、鉄など自然素材を組み合わせる

スタイリッシュながらも木のぬくもりを感じる外観。大谷石や鉄の素材を組み合わせてデザイン性のあるアプローチができました。それぞれの素材がシャープなラインに表情を生み出しています。玄関横には広々としたシューズインクローゼットを設け、多趣味な施主様の暮らしに便利な収納になりました。

窓から見える風景を室内に取り込む

寝室や子ども部屋は白を基調に、シンプルに仕上げています。窓から見える風景が絵画のように切り取られ、四季を感じられます。子ども部屋は採光を計画し、落ち着いた空間になるように工夫しました。

軒の水平ラインを強調するデザイン

室内の日照を調整するため深い軒の出の庇を設けると共に、軒の水平ラインを強調するデザインを外観に取入れました。水回りなどを集約すると共にキッチンを建物の中心的な位置に配することで平屋でもコンパクトな家事動線を確保できるように工夫しました。寝室や和室などの静的空間は北側に配置し、安定した光を室内に取込むため山々に向けて積極的に開口を設けました。